大丸京都店で鶴田一郎の新作美人画展

【美しきミューズたち/イベントニュース/京都・四条烏丸】

1954年に熊本県天草市で生まれた鶴田一郎。CMアートの先駆者として知られ、切れ長の目の美人画が多くのファンを魅了し続けています。2013年、京都に移住。「琳派」「仏画」作品にも取り組み、2022年秋には世界文化遺産醍醐寺霊宝館にて鶴田一郎醍醐寺特別展が開催されるようです。画業40年を超え、さらなる高みを目指し2019年にニューヨーク個展、アートマイアミ出展を成功させ、グローバルな創作活動を続けているそうです。東洋の女性の美しさを追い求め琳派の画風やアールデコ様式を取り入れた美人画は、どこか懐かしくそして永遠に美しく色褪せる事はありません。本展では、美人画を中心に仏画や金箔をあしらった原画、版画作品、約40点を鑑賞できるみたいです。

略歴
1954年
熊本県天草市生まれ。天草地方の豊かな自然に囲まれて育つ。
幼少の頃から絵を描くのが好きで高校を卒業後、多摩美術大学グラフィックデザイン科へ進みイラストレーターを目指す。
1987年
アートディレクター亀倉雄策氏に見出され、ノエビア化粧品広告に抜擢。
約11年間C M起用を続ける。99年にはT B Sドラマ「週末婚」のタイトルバックにも起用される。画家へと転身したのもこの頃となる。
2001年
パリにて個展。ニューヨークアートエキスポ、上海アートフェアなど2000年代前半に海外での活躍の場を広げ始める。
2013年
京都に移住。アトリエとギャラリーを構える。
2014年
熊本島田美術館にて個展、福岡石橋美術館にて個展。
2019年
アジアウィークニューヨーク、ニューヨーク個展、アートマイアミ出展に挑みマイアミ美術館作品収蔵、海外アートコレクター保有など世界中の鶴田一郎ファンを魅了し続けている。

「Light and shadow」2020年 アクリルオンキャンバス 額装サイズ 1120×1300mm
「伎芸天(ギゲイテン)」2021年 アクリルオンボード 額装サイズ 670×545mm

作家来場:2月19日(土)・20日(日) 各日13時~17時
※新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、イベント内容の変更・中止などさせていただく場合がございます。 あらかじめご了承ください。
※営業日・営業時間が変更になる場合がございます。 詳しくは大丸京都店のホームページでご確認ください。

「Silver and Ai(藍)」2021年 アクリル+日本画絵具+銀箔+オン麻紙パネル 額装サイズ 583×455mm

会期=2022年2月16日(水)〜2月22日(火) 
会場=大丸京都店6階美術画廊 
営業時間=10時〜20時 ※最終日は17時閉場

2022年2月3日RT(425)
編集部 春風

編集部 春風

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