醍醐寺で僧侶とともに祈る錦秋の夜

京都・醍醐寺で、令和4年11月18日(金)より12月4日(日)まで秋期夜間拝観が行われるというニュースです。境内の金堂や五重塔、弁天堂周辺がライトアップされ、秋の醍醐寺を彩る紅葉とともに幽玄な雰囲気に包まれます。

醍醐寺の境内一帯に広がるモミジの紅葉(こうよう)は、1ヶ月間ほど楽しめます。11月上旬頃に上醍醐から色づき始め、やがて常緑樹にまじって黄色から赤への紅葉グラデーションが裾野の下醍醐へと広がっていきます。見頃は例年11月中旬から12月上旬です。その紅葉を夜でも五感で楽しめるように、2010年秋から始まった夜間拝観も今年で13回目です。秋色に染まる約400本もの紅葉が錦のように浮かび上がり、国宝の五重塔、金堂や弁天堂など、伽藍を照明によって幻想的な雰囲気を映し出します。また、期間中は特別奉納コンサートや声明公演を金堂内で開催されます。

国宝・金堂内で行われる特別イベントは、
◆11/20(日)はPANGAEA(パンゲア)による、様々な和楽器の音色や響きに創作舞踊を加えた奉納コンサート
◆11/26(土)は京都伏見出身でアイルランド音楽の4人組MOMONGAによる奉納コンサート
◆11/27(日)は過去・現在・未来へとつながる平和への祈りを込めて声明公演が行われます。※いずれも事前予約可

また、弁天堂横の観音堂では、秋期夜間拝観限定ご朱印も用意しています。

●拝観期間:令和4年11月18日(金)~12月4日(日)
●拝観場所:醍醐寺 伽藍(仁王門、金堂、五重塔、林泉、弁天堂周辺)
●拝観時間:午後6時~午後8時50分(受付終了は午後8時10分)
●拝観料:大人(中学生以上)1,000円 団体(20名以上)800円
●受付方法:当日申込 ※早め入場は要事前予約
●お問合せ:総本山醍醐寺 ℡:075-571-0002
●詳細・事前申込先:https://www.daigoji.or.jp/

2022年11月14日RT(134)
編集部 春風

編集部 春風

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