”上ル入ル【大福茶】”を新発売!!
京都府綴喜郡宇治田原町でお茶の製造・販売を行う宇治田原製茶場が、京都タワーサンド店限定で「上ル入ル【大福茶】」の発売を開始するというニュースです。
発売期間は2022年12月2日(金)より2022年12月31日(土)までを予定。内容は、京玄米茶 上ル入ル【東】3袋、京玄米茶 上ル入ル【西】3袋と乾燥梅肉6g・結び昆布6本をセットにした商品で、価格は1,500円(税込)のようです。
大福茶(おおぶくちゃ)とは、京都で親しまれる無病息災を願って新しい年に初めて飲むお茶です。梅干を入れたお湯を病人たちに授けて念仏を唱えたところ、またたく間に疫病が鎮まったという伝承から、元旦に一年の無病息災を祈る縁起物として飲まれている特別なお茶。新年のおまじないに新たな「京玄米茶 上ル入ル」を楽しんでみませんか?
素材にこだわった本物の大福茶
京都に古くから伝わる、お正月にいただく縁起のよい大福茶(おおぶくちゃ)。お茶に結び昆布と梅干しを入れて楽しみます。結び昆布と梅干しを入れる理由は、ふたつとも縁起物だから。梅干は「しわが寄るまで元気に暮らせるように」と長寿と健康を願うもの。結び昆布は、「睦(むつ)みよろこぶ」に語呂が通じるものです。そんな梅にはフリーズドライ製法で仕上げた紀州南高梅のみを使用。昆布には北海道南産の肉厚な昆布を使用しています。このような願いが込められた大福茶をお正月にいただけば、「大きな福」をもたらしてくれると古来から考えられているのです。京都に伝わる新年のおまじないをあなたも試してみませんか?
古くから京都に伝わる大福茶に込められた願いとは
大福茶の起源は平安時代にあるとされています。天暦5年(西暦951年)、都には疫病が広まり、多くの命が失われていました。そんな状況に心を痛めた空也上人(くうやしょうにん)は、疫病退散を願って十一面観音菩薩像を彫り、曳き車に安置して市中を練り歩きます。その際、梅干を入れたお湯を病人たちに授けて念仏を唱えたところ、またたく間に疫病が鎮まったそうです。時の村上天皇も同じものを服して快癒されたことから「皇服茶」(こうぶくちゃ)と呼ばれるようになりました。その後、元旦に飲むことで一年の無病息災を祈る縁起物として庶民に広がっていき、飲めば大きな福を得られる「大福茶」という名前になったと言われている歴史の深いお茶なのです。
商品詳細
京玄米茶 上ル入ル 【大福茶】
“玄米茶の原点”をコンセプトに2022年1月に誕生した「京玄米茶 上ル入ル」。玄米茶の原点である“お餅”にこだわり、京都の老舗「鳴海屋」の備長炭炭火炒り餅をブレンド。宇治田原町周辺の高品質な宇治煎茶を使用して東と西の2種類のお茶を用意しました。さらに乾燥梅肉と結び昆布を組み合わせてより縁起のよい一杯を楽しめます。
内容:京玄米茶 上ル入ル【東】3袋、京玄米茶 上ル入ル【西】3袋、乾燥梅肉6g・結び昆布6本をセット
価格:1,500円(税込)
京玄米茶 上ル入ル 【東】
特徴:煎茶ベースの玄米茶
茶葉の持つ豊かな滋味と香りを最大限に活かすために、摘み取った新芽を最短時間で蒸す“若蒸し製法”で仕上げました。すっきりとした煎茶の風味と、炭火炒り餅の優しい香ばしさは相性抜群。
京玄米茶 上ル入ル 【西】
特徴:ほうじ茶ベースの玄米茶
使用する茎ほうじ茶は、碾茶(てんちゃ)の一番摘みの茎を原材料としています。旨味成分テアニンを蓄えた柔らかな茎を、焙煎することで、品のある鮮やかな香ばしさとさっぱりとした優しい味わいに。
京玄米茶 上ル入ル公式HP及び通販ページ ▶ https://shop.chanoma.co.jp/agaru-iru