祇園祭の駒形提灯を再エネで点灯
京都市は、「四条通をサステナブルのシンボルへ」プロジェクトで、消費行動の変容を促すことを目的に、環境配慮に取り組む場づくりや情報発信をすることで、京都の消費の代名詞ともいえる四条通をサステナブルのシンボルにする取組を進めているようです。本プロジェクトの取組の一環として、祇園祭の宵山における山鉾の駒形提灯を、再生可能エネルギーを利用して点灯。また、山鉾の駒形提灯等を点灯する電力の一部を活用するための、自転車発電イベントを開催するというニュースです。
1 取組の概要
令和4年度に実施した鷹山での次世代自動車を活用した再エネ電力による駒形提灯の点灯を踏まえ、令和5年度は(一社)祇園祭ごみゼロ大作戦により、再エネを利用した駒形提灯の点灯の取組を広げます。
【再エネ由来中心の電力を充電した蓄電池から給電】
(1)実施する山鉾の点灯期間
(前祭)油天神山 令和5年7月14日(金曜)~16日(日曜)
(後祭)鷹山 令和5年7月20日(木曜)~23日(日曜)
※ 各日午後7時~午後10時頃(予定)
※ 祇園祭宵山後祭は7月21日(金曜)~23日(日曜)に実施
(2)取組イメージ
【充電協力スポット】
・パタゴニア 京都
・寝具御誂専門店IWATA 京都本店
・mumokuteki京都店
・堤淺吉漆店
2 「祇園祭の駒形提灯再エネ点灯を盛り上げよう! 自転車発電装置を使った創電イベント」の開催について
(1)日時
令和5年7月9日(日曜)午後1時~午後4時
(2)内容
・自転車発電装置を用いた創電
発電した電気を蓄電池に充電し、祇園祭の宵山の駒形提灯の点灯等の電力として使用することを目指します。・祇園祭ごみゼロ大作戦の取組紹介
(3)会場
パタゴニア 京都(〒600-8005 京都市下京区四条通立売東町23番地)
(4)参加費
無料(申込不要)
3 主催
一般社団法人 祇園祭ごみゼロ大作戦
「祇園祭ごみゼロ大作戦」とは
繰り返し何度も洗って使用できる「リユース食器」を露店に導入するなど、ごみの減量と散乱ごみの防止につなげる日本最大級の取組として平成26年にスタートし、今年10周年を迎えます。毎年延べ2,000人を超えるボランティアスタッフの協力を得て、リユース食器の回収やごみの分別回収を行う「エコステーション」を配置するなど、祇園祭の屋台文化を環境配慮型に変えるだけでなく、全国の祭や市民のライフスタイル転換のきっかけとして取組を継続しています。
取組の詳細は「祇園祭ごみゼロ大作戦」ホームページを御覧ください。
ホームページ:https://www.gion-gomizero.jp/
情報元:京都市情報館