京都・宇治市の黄檗山 萬福寺で文化祭

【ピアノコンサート、華道遠州による生け花、ふすま絵、茶席が楽しめる「黄檗売茶流 文化祭」/京都・宇治】

1661年の開創以来、初めて本堂(大雄寶殿)にグランドピアノを設置して、世界的ピアニスト・津村和泉さんによるコンサートが行われるようです。また、境内を彩る「華道遠州」の生け花や、松井守男画伯が手がけたふすま絵、屋根のある回廊で「黄檗売茶流(おうばくばいさりゅう)」による茶席(全12席)など、日本の多彩な文化芸術を堪能できる特別なお茶会となっているそうです。

「黄檗売茶流 文化祭」は、一般社団法人 煎茶道黄檗売茶流と宗教法人 大悲山千手院が共催する文化祭として、次のような内容を予定しています。

1.「黄檗売茶流(おうばくばいさりゅう)」家元による献茶式

2.1661年の開創以来、初めて本堂(大雄寶殿/だいおうほうでん)にグランドピアノを設置してピアノコンサートを実施

※世界で活躍するピアニストの津村和泉さんがベートーヴェンの作品を弾くほか、歌手による童謡などを予定しています。

3.歴史と伝統のある「華道遠州」による生け花が境内を演出

4.“光の画家”と呼ばれる松井守男画伯が手がけたふすま絵を展示

5.屋根のある回廊で、「黄檗売茶流(おうばくばいさりゅう)」による淹れ方や作法が異なる12席の茶席に何度でも参加可能

※「黄檗山 萬福寺」の茶礼から発展した茶道、「黄檗売茶流」による「提籃」、「啜り茶」、「平成一景」、「煎茶」、「淹茶二煎お棚」、「中国茶」、「淹茶二煎3つ飾」、「平成一景」、「箱手前」、「ハーブティー」、「たて出しによる玉露」など全12席で何度でも茶席に参加できます。

日に日に秋が深まっていく京都・宇治市の古刹で、献茶式を体験し、境内を彩る生け花とふすま絵を鑑賞しながら、歴史ある本堂でピアノや歌を楽しみ、多彩な茶席を堪能するなど日本の文化を心ゆくまで体感いただける特別な茶会です。

■「黄檗売茶流(おうばくばいさりゅう) 文化祭」実施概要

<日時>11月13日(土)午前10時(受付開始:午前9時30分)~午後4時
<会場>黄檗山 萬福寺(〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄三番割34)
<アクセス>JR奈良線「黄檗」駅および京阪宇治線「黄檗」駅から徒歩約5分
<チケット料金>10,000円(税込)*缶バッジ&おしのぎ引換券付マップ
<おもな催しのタイムスケジュール>
午前10時~:「黄檗売茶流」家元による献茶式
午後1時~午後2時:本堂でのピアノコンサート
正午12時~午後4時(最終受付:午後3時半):回廊での「黄檗売茶流」茶席(全12席)
随時:「華道遠州」による生け花、松井守男画伯が手がけたふすま絵の展示

▼内容紹介・チケット(缶バッジ&おしのぎ引換券付マップ)販売ページ(トータルヘルスデザイン公式ショップWEB本店):https://www.thd-web.jp/shopdetail/000000001835/

2021年10月31日RT(408)
編集部 春風

編集部 春風

京都の暮らしが少しだけ楽しくなるニュースをすろ~な感じで配信しています。記事へのご意見・ご感想は、メール(info@slocalnews-kyoto.jp)で送ってください。心からお待ちしています。

人気のある記事ベスト15

まだデータがありません。