農業の現状と未来を語った雑誌を発刊

【京都発、規格外野菜を使った乾燥野菜ブランド「OYAOYA」。農業の現状と未来を語った、Agritureを発刊。/京都ろーかるニュース】

​OYAOYAが、Makuakeでのクラウドファンディングを通じて「農業の、これから。」を語る雑誌Agritureを発刊するようです。
URL: https://www.makuake.com/project/oyaoya/

OYAOYAについて
OYAOYAは、傷ありや形が悪いことで捨てられてしまう規格外野菜を活用し、乾燥野菜へと生まれ変わらせることでフードロス削減に取り組むブランドだそうです。規格外野菜を仕入れるだけでなく、生産者の魅力ごと届けることでWin-Winの関係を構築するみたいです。

■ 提携農家/加工の流れ
京都府京丹後市、京丹波町などを中心に、平均年齢33歳の若手生産者10社と提携。加工は生産地から近い京丹後市久美浜で行い、野菜のカットは同地域にある福祉施設と連携し乾燥野菜の製造を行なっています。

■ 販売先
・自社ECサイト

・百貨店やサスティナブル商品を取り扱う小売店
・法人のノベルティ

OYAOYAがAgritureを発刊して解決したい2つの流通課題
■ 安くで買い叩かれ利益にならない”モノ”の流通課題「規格外野菜」

1農家あたり全収穫量の約3割ほど出ると言われている規格外野菜。安くで売れすぎると規格品が売れなくなる一方で、安価な買取り価格の提示で利益にならない現実があります。OYAOYA創業のきっかけとなった、農家さんの元を訪れた際には、「規格外野菜を買い取ってくれるのは嬉しい。しかし過去に安くで買い叩かれた経験がある。だから、規格外野菜を使った事業をするなら、生産者とは「Win-Winの関係を築いてほしい」このことをきっかけにOYAOYAを創業、規格外野菜であっても味と生産者の魅力で評価して適正価格で買い取りを行なっているそうです。

■ 消費者と生産者の接点がない”情報”の流通課題「おいしい!が嬉しい」

「野菜を作って、出荷する。消費者の顔が見えずやりがいを感じにくい。」
近年、食の安全性が問われ生産者の顔や産地が注目されています。一方で、生産現場へは消費者の声は全く届いていない現状があります。直販や産直ECでは生産者と消費者が繋がれるものの、出荷作業に手間がかかり農作業が疎かになってしまうという声が。単純に消費者から届く「おいしい!」の一言が嬉しいとようです。

■ 生産者の魅力ごと味わうAgriture

OYAOYAには昨年3月から商品を販売する中でユーザから「生産者さんの顔が見たい」といった声が多く届いているそうです。そこで生産者を紹介するとともに、SNSで料理と一緒に感想をシェアする食体験を作ることで「顔の見える消費」の第一歩を作ることができると考え、Agriture Vol1を発刊。今後も定期的にAgritureを発刊し、おいしい!を耕していくようです。

■クラウドファンディング概要
商品名:乾燥野菜を楽しむ5日間
URL:https://www.makuake.com/project/oyaoya/
内容物:
・Agriture
・乾燥野菜(オクラ、ラディッシュ、きゅうり・しょうが、聖護院大根・にんじん、かぼちゃ)
・炊き込みご飯レシピ
賞味期限:180日
URL:https://oyaoya-kyoto.com
SNS:https://www.instagram.com/oyaoya_kyoto/

2022年2月20日RT(111)
編集部 春風

編集部 春風

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