【川】ある日、突然

昔から憧れていることがある。それは、「ある日、突然」何かが起こることだ。間違いなく、アニメや映画の見過ぎであることは自分でも理解している。しかし、大人になった今も「ある日、突然何かが起きないか」と思うことがある。

ある日突然何かがと思うきっかけになったのは、宮崎駿監督の映画「天空の城ラピュタ」のポスターを見たときからだ。そのポスターには「ある日、空から少女が降ってきた‥」というキャッチコピーが書かれている。そのキャッチコピーを読み、ある日何かが起こると人生が変わるのだと子供ながらに感じた。事実、主人公のパズーは空から降ってきた少女と出会い、日常が非日常へと変わったのだ。それからは、ある日何かが起きないかと色んなところに目を凝らして生きてきた。もちろん、人生を一転するようなことは何も起きなかったが、私は幸せに生きている。きっと、ある日突然何かが起きて、平凡な生活を変えてくれる何かを待っているのかもしれない。とても欲深いと自分でも思う。だが、悲しいけれど何かきっかけがないと自分では変えることができないのだ。

‥ということで、このエッセイを書いたことをきっかけに、一つはじめてみることにした。「ある日、ペーパードライバーが車の運転をはじめたら‥」免許を取ってから運転をほとんどして来なかった私が運転の練習をすることにした。色んなところへ運んでくれる車を運転できるようになると、人生は変わるだろうか‥。今はとても楽しみである。

(酒井瑞希)

2022年6月3日RT(133)
編集部 春風

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