京の俳人・蕪村と誓子、大文字の句を集めた

八月十六日は、五山の送り火。
京都に縁のある与謝蕪村と山口誓子の俳句を集めてみました。

―与謝蕪村-

銀闇に浪華の人や大文字

相阿弥の宵寝起すや大文字

大文字や近江の空もたゞならね

―山口誓子-

燃えさかリ筆太となる大文字

大文字が生身の魂の吾へ向く


大文字は消えたり魂を送り終へ


大文字一の字消えし人の字よ


大文字掲げたるこの思ひつき

―おまけ―

送り火やまことに後世が大文字 井原西鶴

いざ急げ火も妙法を拵へる 小林一茶

妙法の火に点をうつ烏哉 小林一茶

大文字を待ちつゝ歩く加茂堤 高浜虚子

夜の露もえて音あり大文字 正岡子規

2022年8月15日RT(31)
編集部 春風

編集部 春風

京都の暮らしが少しだけ楽しくなるニュースをすろ~な感じで配信しています。記事へのご意見・ご感想は、メール(info@slocalnews-kyoto.jp)で送ってください。心からお待ちしています。

人気のある記事ベスト15