京都市がiPS細胞の実用化促進を支援

京都市が、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団によるiPS細胞の実用化促進や、市内中小企業、大学研究者が取り組むライフサイエンス分野における研究開発を支援するための「ふるさと納税型クラウドファンディング」を実施するというニュースです。

昨年度は目標額の1,500万円を超える、365件、約2,400万円の寄付があり、iPS細胞技術を用いた呼吸器疾患創薬システムの開発や、腎疾患に対する新たな治療法の開発等に活用したようです。

今年度も、2022年10月3日から以下のとおり募集を開始するそうです。

1 事業概要
再生医療をはじめとしたライフサイエンス分野の研究開発を支援。寄付金から、事務経費を控除した額を公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団への寄付と京都発革新的医療技術研究開発助成事業の助成金として活用。なお、目標金額以上の寄付が集まった場合、目標金額に達しなかった場合のいずれも、上記の目的に活用。

2 ふるさと納税型クラウドファンディングについて
(1)概要
ふるさと納税を活用して行うクラウドファンディングであり、地方自治体がプロジェクト実行者として、共感した人から寄付を募る仕組みで、寄付金額に応じて寄付した人の所得税と住民税の一部が軽減(控除)されます。調達資金の具体的な使途を示すことで、返礼品目的ではない、真に社会的課題の解決のため、プロジェクトに共感した方々から広く寄付金を募ります。
(2)募集方法
株式会社トラストバンクが運営するウェブページ「ふるさとチョイス」で寄付を募集します。
受付ページ:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1933
(3)募集期間
令和4年10月3日(月曜日)~令和4年12月31日(土曜日)
(4)目標金額
2,200万円

(情報元:京都市情報館)

2022年10月3日RT(100)
編集部 春風

編集部 春風

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