第14回京都ヒストリカ国際映画祭を開催

今年で14回目となる京都ヒストリカ国際映画祭が開催されるというニュースです。

京都ヒストリカ国際映画祭は、日本と世界の歴史映画・時代劇のための映画祭。京都は東映、松竹の撮影所があり、「時代劇」と呼ばれる映画やドラマ作品を生み出し続けています。その時代劇の「現場」を知る者たちによって、古き良きものを伝え、新しいものを創る場を作る試みとして生まれたのが本映画祭だそうです。

第14回京都ヒストリカ国際映画祭

今年も、海外からの招待作品、京都の撮影所が愛し、愛され本年1月に旅立った井上昭監督の追悼企画、生誕100年を記念してのイタリアの巨匠、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作品、「beyond reality 空想時代劇」と銘打った特集上映や交流企画など、多彩なゲストを迎えて、多くのプログラムを用意しているようです。

【開催概要】

名称   :第14回京都ヒストリカ国際映画祭 https://historica-kyoto.com
日程   :2022年10月29日(土)-11月6日(日)※10/31(月)休館
場所   :<シアター上映>京都文化博物館3F フィルムシアター
      <オンライン上映>動画配信サービス MIRAIL(ミレール)
料金   :有料(上映作品により変動)
前売券販売:2022年10月8日(土)チケットぴあにて販売開始

●第14回京都ヒストリカ国際映画祭の5つの見どころ!

・数多くの映画人に慕われ、映画と共に生きた時代劇の巨匠 井上昭監督の追悼特集!
・カンヌで騒然!『ロボコップ』『エル』のポール・ヴァーホーベン監督の新作『ベネデッタ』などの日本初上映作品4本!
・フィルムメーカーズラボ=貴重な講義がオープンに!小泉堯史監督、三池崇史監督など豪華なゲスト登壇!
・歴代の空想時代劇総力特集!全ての上映にゲストトークあり!
・ざっくばらんに映画祭を楽しむ「夜のヒストリカ」多彩なゲストを迎えて開催!
・#(ハッシュタグ)時代劇は◯◯だ! SNSで展開します

●プログラム(全上映作品、ゲスト一覧は添付のリーフレットを参照)

1:ヒストリカ・スペシャル 二人の名匠。井上昭監督と小泉堯史監督特集 6作品
洒脱な演出と温かい人柄で、多くの映画人に慕われた井上昭監督。若き日に日本のゴダールと評せられ、年を経てロメールのように熟成した彼の、今年亡くなる直前までの傑作群を特集。そして黒澤明最後の直弟子・小泉堯史監督の畢生の渾身作を、ご本人に来場いただき、その肉声とともに届けます。

2:ヒストリカ・ワールド 世界の新作歴史映画、日本プレミア上映 4作品
ますます盛んなヴィジュアリスト・ヴァーホーベンのスキャンダラスな尼僧ドラマ『ベネデッタ』、濃霧のサンクトペテルブルクで同性愛の夫・チャイコフスキーとの愛に苦しむ妻、流れ着いた地で穏やかに暮らす名優、ティム・ブレイク・ネルソンを訪れる“許されざる者”、エストニアの古都・タリンで起きた殺人事件に挑む薬屋扮する“名探偵”など、人間存在の不可思議 さは国も時代も超えて普遍的だ!

3:ヒストリカ・フォーカス Beyond Reality 空想時代劇の系譜 9作品
1990年代、画像処理技術の進化が世界的な歴史映画リバイバルを導きました。2020年代、ゲームエンジンは日本の時代劇を変えられるだろうか? リアリズムを超えて挑んだ先人の軌跡をたどり、時代劇のビジョンを考察します。

4:イタリア文化会館ー大阪企画プログラム 世界の映画祭と連携企画3作品
ヴェネチア・ビエンナーレの映画部門による人材育成プロジェクト「ビエンナーレ・カレッジ・プロジェクト」との提携企画とボローニャ復元映画祭-チネテカ・ディ・ボローニャ連携企画です。

5:京都フィルムメーカーズラボ 京都の撮影所で時代劇作りを体験しよう!
京都ヒストリカ国際映画祭の若手育成プログラム。国内外の映像制作に携わる若い才能が集い、ともに一流監督・映画人の指導・サポートを受けながら、時代劇製作の豊かな歴史を今も受け継ぐ京都の撮影所で、実際に時代劇の 短編映画製作を体験し、映画関係者と交流するワークショップです。

6:夜のヒストリカ 多彩なゲストと共に映画祭と歴史映画・時代劇を語る!
毎晩、映画人のゲストをお招きし、時代劇や歴史映画についてあれこれお喋りいたします。生配信の動画はYouTube(ユーチューブ)に残りますのでいつでもご視聴いただけます!ゲストはホームページやSNSにて発表します。

7:京都ヒストリカ国際映画祭×立命館大学映像学部連携企画 2作品
圧倒的映像美を誇る中国アニメを2本上映します。

2022年10月13日RT(87)
編集部 春風

編集部 春風

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