平安時代創建の因幡堂平等寺の全貌
【これまで全貌が明らかでなかった洛中の隠れた古刹・平等寺のすべてがわかる/local news/芸術だ!/堀川五条】
4月20日(土)から6月9日(日)の期間、下京区にある龍谷ミュージアムで「企画展 因幡堂 平等寺」が開催されるようです。
因幡堂平等寺の本堂、観音堂、阿弥陀堂に安置される平安から江戸時代の仏像の数々、平安時代の創建時に遡り天竺伝来とされる霊像が因幡国(鳥取県)から都に飛来してきたと伝えられ、善光寺阿弥陀三尊像・清凉寺釈迦如来立像とともに、「日本三如来」と称される本尊薬師如来立像(重文、1003年頃)、そして同寺に伝来した仏画や仏具、古文書が展示されるそうです。さらに因幡国から伝来したと伝わる岐阜・延算寺の本尊薬師如来立像や、因幡国に残された本尊の台座(鳥取・座光寺蔵)、平等寺所蔵の名品の一つである阿弥陀如来坐像(鎌倉時代)と、作風が酷似する近在の西念寺本尊・阿弥陀如来坐像も特別に出品され、これまで全貌が明らかでなかった洛中の隠れた古刹・平等寺のすべてがわかるみたいです。
【詳細情報】
龍谷ミュージアム
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/ex.html
京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
2019年4月23日RT(252)