清水寺で現代アートの展覧会が開催中


【伝統的な陶芸の技術に、大胆な造形、ポップな色使いで現代的な感覚を加えた作品/local news/芸術だ!/京都・東山】

8月25日(日)まで音羽山清水寺で春秋の一般公開を除いては非公開の塔頭寺院「成就院」と、「経堂」を会場に現代アートの展覧会が開催されているようです。

作家は桑田 卓郎。伝統的な陶芸の技術に、大胆な造形、ポップな色使いで現代的な感覚を加えた作品は、「一度見ると忘れられない」圧倒的な個性と存在感を放ち、ニューヨーク、ロンドン、ブリュッセルなど、世界各地で個展を成功させ、今や世界中からオファーが集まる現代アーティストだそうです。

江戸時代初期に建てられた成就院の大広間には、金やプラチナ、色とりどりの釉薬と造形で表現された作品が並び、その奥には、国の名勝に指定される借景式庭園「月の庭」が広がって、伝統と前衛が混在する実験的なアート空間でありながらも、じっくりと作品に向き合える寺院ならではの落ち着いた雰囲気に包まれているみたいです。

本展覧会は、「人が何かに一心に尽くし、無心へと研ぎ澄まされていくその過程は「祈り」である」と考える「FEEL KIYOMIZUDERA」プロジェクトと、「制作とは、日常の経験や感情、時に無心となること、それらが形に現われる行為」と捉え日々精進している桑田が「祈り」を共感したことから始まったようです。

【詳細情報】
「FEEL KIYOMIZUDERA」公式サイトへ
https://feel.kiyomizudera.or.jp/project/856

【会場】
清水寺
京都市東山区清水294

2019年8月16日RT(313)
編集部 春風

編集部 春風

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