賑やかだった通りにランタンが灯る


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京都市営地下鉄東西線の東山駅で電車を降りて久しぶりに古川町商店街へと向かいました。かつては、若狭から京の都に海産物を運ぶ若狭街道(通称・鯖街道)の一部を担い、知恩院、八坂神社、清水寺へと続く参道としても賑わった通りです。人の往来が盛んになると食料品や日用必需品を売る商店が軒を並べ、「東の錦」「京の東の台所」と呼ばれて京都で暮らす人々の日々の生活を支えていました。

三条通に面した北の入口から商店街に入りました。まず驚いたのが上方にあるアーケードです。色とりどりの丸いランタンが無数にぶら下がっています。こんなに華やかな古川町商店街を見るのは初めてです。

ランタンは商店街の奥までずっと続いています。何だろうと思いながら歩いていると、総菜屋さんの店先で寒い冬にはついつい食べたくなるおでんが行儀よく並んで湯気を上げていました。

この頃は昔からの商店が閉まり、ゲストハウスが増えて、夜になると海外から京都に訪れている人たちの社交場になっている古川町商店街も昼間はまだまだ昔ながらの風景を見せてくれます。

さて気になっていたランタンですが、どうやらクリスマスのイベント「ランタン祭り」の装飾のようです。12月15日(土)・16日(日)の11時から17時、ストリートライブやスタンプラリー、手作り市も開催されるみたいです。古川町商店街にもクリスマスがやってきます。

【関連情報】
古川町商店街
http://www.furukawacho.com/index.html

2018年12月12日RT(438)
編集部 春風

編集部 春風

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