西本願寺の国宝唐門でアートイベントを開催
西本願寺を会場に『NAKED GARDEN ONE KYOTO』が開催されるというニュースです。国宝の唐門では、2022年11月24日~27日(18:30~21:00・随時入場可)の4日間、平和を願う参加型アートプロジェクト「DANDELION PROJECT」を開催(参加無料・申込不要)。重要文化財の伝道院では、20222年11月27日(13:00~18:10)、リアル×メタバースで体験する「伝統と革新」の次世代型オークション『NAKED AUCTION 0(ゼロ)』を開催するようです(伝道院での参加は招待券が必要・バーチャルオークションにはどこからでも参加可能)。
■ 開催概要
【DANDELION PROJECT 西本願寺】
日 時:2022年11月24日(木)~27日(日)4日間 18:30~21:00・随時入場可
会 場: 唐門前(龍谷大学大宮キャンパス北側・入口は堀川通側の北小路門から)
※参加無料・申込不要
【NAKED AUCTION 0】
日 時:2022年11月27日(日)13:00~18:10
会 場:本願寺伝道院(西本願寺総門東側)
※伝道院での参加は招待券が必要・バーチャルオークションにはどこからでも参加可能
公式サイト:https://garden.naked.works/venue_kyoto/2308
詳細につきましては、「NAKED_GARDEN_KYOTO@ssu.co.jp」へお問い合わせください
※西本願寺への直接の問い合わせはご遠慮ください
■ 唐門について
1953年に国宝指定された桃山時代の豪華な装飾彫刻を充満した檜皮葺き・唐破風の四脚門です。彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから「日暮門」とも呼ばれています。
■ 本願寺伝道院について
1912(明治 45)年親鸞聖人650回大遠忌を記念して本願寺第22代門主 大谷光瑞(鏡如上人:1876~1948 年)の依頼により、当時の東京帝国大学教授 伊東忠太が設計し「真宗信徒生命保険株式会社」社屋として建てられました。明治時代から大正時代にかけてのルネッサンス様式やゴシック様式といった欧米の技術の模倣が主流であった時代に、東洋を感じさせる先駆的とも言える建造物であり、日本の近代建築を知る上でも貴重な建物。イギリスの建物をイメージした総レンガ造り風のタイル張りの外観、インド・サラセン風のドームなど、さまざまな建築様式を取り入れています。また、屋根は銅板葺き、屋根骨組みは木造、屋根の装飾には一見石に見えるテラコッタ (装飾用の陶器)を用いています。羽をもった象などユーモラスな架空の珍獣が回りの石柵に配されているのも特徴的です。内部は、和風意匠の天井にアール・ヌーボーを意識した照明器具が取り付けられています。