京都鳴海屋が創業100年でブランドを刷新

大正12年11月創業の鳴海屋が、2023年に創業100周年を迎えるにあたりブランドを刷新するというニュースです。

次なる100年に向けて、昨年よりロゴや商品パッケージのリニューアルを進めてきたほか、全国の産地を巡って出会った「いいもの」を生かす商品開発に力を入れ、米菓の可能性を国内外に向けて発信するようです。

次の100年に向けて。リブランドの背景と新商品について

京都鳴海屋ブランドロゴとFRUITS ARAREいちご

第一次産業の担い手をお客様とともに支えていくメーカーでありたい

鳴海屋は、2023年に創業100周年を迎えます。100周年を機にリブランド。ロゴやパッケージを一新したそうです。

京都鳴海屋新ロゴ・新パッケージ(Sサイズ・Mサイズの2種展開)

次なる100年へと新しい一歩を踏み出すにあたり、これから何を理想としてものづくりをするのか、改めて考えました。そして見えてきた答えは「第一次産業の担い手をお客様と共に支えていくメーカーでありたい」ということでした。

産地巡りから産まれた新しい味
産地巡りを通じて、新しい商品も生まれました。新商品FRUITS ARAREシリーズは、全国から選りすぐった旬の果実を、鳴海屋ならではの解釈であられに仕上げた新感覚の米菓。現在、「梅(京都青谷産)」「みかん(京都宮津産)」がラインナップされています。冬季限定のFRUITS ARAREいちごは、京都府八幡市のいちごを贅沢にブレンドしたベルギー産ルビーチョコレートであられを包みました。サクサクと軽い香ばしさに甘酸っぱい果実味が溶け合う小粋なおいしさです。(30g入税込756円)

京都のいちごを使用したFRUITS ARAREいちご

​工場直営店をリニューアル。オープン記念で普段は公開していない工場内をご案内。先着プレゼントも。

リニューアル店舗イメージ。越前和紙や里山の木材など作り手としてこだわった空間に

2023年2月4日(土)にリニューアルした工場直営店をオープン。店舗の内装には、越前和紙や里山の木材を使用。商品と同様に、空間からも「次世代に伝えていきたい日本のいいもの」を感じてもらいたいという願いが込められています。
リニューアルオープンを記念して、2月4日(土)・2月5日(日)の2日間で様々な催しを予定しています。【営業時間/9:00-17:00】

店舗リニューアル記念。ご来店頂いたお客様へ先着プレゼントと今だけ限定の工場公開

和歌山県「キトラ農園」の手摘みのぶどう山椒を使用したあられ

各日先着100名様限定でご和歌山県「きとら農園」の手摘みのぶどう山椒を使用したあられをプレゼント。山椒の生産量日本一を誇る和歌山県有田川町の特産品「ぶどう山椒」は肉厚な果皮(かひ)と豊かな香味が特徴の高級山椒。鳴海屋はこの品種発祥の地とといわれる遠井(とい)地域の「きとら農園」で育った選りすぐりの山椒を、香ばしく焼き上げたあられにふりかけました。オリジナルの醤油だれと鮮烈な山椒の香りが合う当店人気の味です。

期間限定で本社工場を特別に公開

普段は公開させて頂いていない鳴海屋本社工場の一部を2日間限定で一般公開。工場2階では特別に京都鳴海屋のこれまでの歴史とこれから次の100年へ向けての取り組みをご覧頂ける展示を予定しています。

Cleema Springsにて先行してギフト商品のご紹介をしています。
オープンに先駆けておもしろいこと、あったらいいこと、やりたいこと。
クリエイターの自由な創造を、みんなで応援できる場でもある「Cleema Springs(クリーマスプリングス)」にて新ギフトの先行販売を行なっています。
https://www.creema-springs.jp/projects/narumiya01

5代目 鳴海 悠太

5代目店主 鳴海悠太コメント
先代から脈々と受け継いできた京都鳴海屋の歴史も私の代でいよいよ創業100年を迎える運びとなりました。これまで受け継いできた伝統の技術・製法は守りつつ、生産者の方と手を取り助け合いながら新しいことにも果敢にチャレンジしていきたいと考えております。今後は、国内だけではなく海外へも積極的に当店の商品を含め日本の農産品の良さを発信していける架け橋になれようよう取り組んで参ります。

2023年1月29日RT(352)
編集部 春風

編集部 春風

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