美術館「えき」KYOTOで荻須高徳展
【生誕120年記念 荻須高徳展 ー私のパリ、パリの私ー/イベントニュース/京都・京都駅】
2021年9月10日から美術館「えき」KYOTOで、50年以上にわたりパリで活躍し「もっともフランス的な日本人」と評された荻須の画業を振り返る展覧会が開催されるようです。
荻須高徳(1901-1986)は1927年に東京美術学校を卒業後フランスに渡り、第二次世界大戦中を除いた50年以上をパリの画家として人生を送りました。1956年には文化人として名誉あるレジオン・ドヌール勲章をフランス政府から授与され、1978年にはパリ市主催でシャトー・ド・バガデルにて「荻須高徳パリ在住50年記念回顧展」が開催されるなど、国際的な評価を得た画家でした。生誕120年を記念する本展では、荻須が美を感じ追究し続けたパリの街並みを中心に、旅先で描いたヨーロッパ各地の風景を含む、国内所蔵の油彩作品約70点から荻須の画風の変遷をたどるそうです。
加えて、1979年に中日新聞・東京新聞で連載され、1980年に東京新聞出版局から発行された画文集『私のパリ、パリの私 荻須高徳の回想』に収録されたデッサンの一部も展示。人々の生活や歴史が刻まれたパリの街角を描き続けた荻須の、情感あふれる作品が楽しめるみたいです。
【開催概要】
■展覧会名:生誕120年記念 荻須高徳展 ―私のパリ、パリの私―
■会場:美術館「えき」KYOTO
■会期:2021年9月10日(金)~10月17日(日)
■開館時間:10:00~19:00(入館締切:閉館30分前)
※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更する場合がございます。
■入場料:一般1,100円(900円)、高・大学生900円(700円)、小・中学生500円(300円)
※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引
■前売販売:販売中~9月9日(木)まで。当館チケット窓口(休館日除く)、チケットぴあ(Pコード685-678)、ローソンチケット(Lコード51478)にて販売。
主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
美術館「えき」KYOTOホームページ https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
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