「京都100年かるた」を知っていますか?
【京都芸術大学の学生のアイディアから生まれた「京都100年かるた」がGOOD DESIGN AWARD 2021を受賞!!/京都ろーかるニュース】
// 京都100かるたとは
京都で100年以上続く「老舗」を集めたかるたです。観光客のみならず京都市民にとっても敷居を跨ぎづらい老舗を、かるたという体験を通して、店を知り、歴史を知り、商品を知り、人を知ることで、身近な場所に変えるデザイン。このかるたを楽しんだ後に町を歩くと、今までとは町と店の見え方が変わります。自身の中に新しい地図を作る商品です。
// GOOD DESIGN AWARD 審査委員の評価
「教育目的」をうたって新たに考案されたゲームはアナログ・デジタルともに数多く見受けられるが、その目的と内容がマッチし、高い完成度をもったものはそれほど多くはない。そういった意味からも、この「京都100年かるた」には高い評価が集まった。それぞれの老舗にお墨付きをもらうまで根気よく取材を重ねて練り上げたという文章と、美しいイラストを通じて、これまで以上に街の魅力が解像度を増し、全ての世代にとって京都を身近に感じさせる力強さがある。
// デザインのポイント
・「老舗を手に取る」店舗外観や商品のイラストが描かれた取り札は、幅広い年齢が手に取りやすいデザイン。
・「老舗を知る」五七五七七を基準とした読み札によって、そのお店の本質を短い言葉で反復し記憶できる。
・「老舗と繋がる」同梱のMAPや概要で、お店の場所や特徴をさらに知ることができ、心理的距離を近づける。
2021年10月24日RT(210)