嵯峨商店街が【SAGA ZINE】を発行

【京都嵐山の嵯峨商店街が、コミュニティとしての商店街の魅力を発信/京都ろーかるニュース】

京都嵐山嵯峨野にある嵯峨商店街が、【SAGA ZINE】を刊行したようです。地域コミュニティーを支える商店街として、地域住民への認知向上を目指し、新たに商店街に加盟した店舗や、既存店舗の商品やサービスなどの取り組みを紹介しているそうです。巻頭には、商店街の取り組みやあり方、今後の展望を取材した、嵯峨商店街活性化委員のインタビューを掲載。嵯峨周辺を含め、右京区内での配布は5000部を予定しているみたいです。

より地域に特化した商店街へ、嵯峨商店街の挑戦
嵯峨商店街はJR嵯峨嵐山駅南口から天龍寺までをメインストリートとして、約30年ほど前から地域の商店街として利用されてきました。新型コロナウイルスが猛威を振るう2020年以前は、インバウンド需要の高まりを受け旅客者向けのサービスの充実等に尽力。しかしコロナ禍で状況は一変し、旅客需要に頼りすぎる商店街のあり方を見直し、持続可能な商店街を創るため「嵯峨商店街活性化委員」が発足。年2回の地域向けお祭りイベントの開催や、商店街組合会員を対象とした販促セミナーの実施など多岐にわたり、商店街と取り巻くコミュニティーを維持するための取り組みが実施されています。

2021年には公式LINEも開設し、商店街周辺に住む地域住民への情報発信や、加盟店舗と連携したクーポン配布企画などを開催。商店街に地域住民を呼び込む施策を多数実施しています。

嵯峨商店街活性化委員発行【SAGA ZINE】概要

【SAGA ZINE】では、地域住民が嵯峨商店街の店舗やサービスについて知ってもらう機会を提供することを目的として、新規で嵯峨商店街に加入した店舗、また既存店舗を合わせて12軒を紹介。加えて、「商店街」とはどういう場所なのかという疑問に、商店街で店舗を営む嵯峨商店街会長 Platz の加藤様、他3名にインタビュー記事を実施した記事を掲載。コミュニティ広報誌と観光雑誌の両方の性質を兼ね備えた、嵯峨商店街の魅力を届ける内容になっています。

嵯峨商店街公式HP:https://sagaarashiyama.jp/official/

2022年3月21日RT(253)
編集部 春風

編集部 春風

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