主婦の提案から平和を考える

「すろーかる・かわら版3」

 連日、マスコミのトップニュースはロシアのウクライナ侵攻。世界大戦の危機が身近になってきている気がします。日米豪印4か国の「クワッド」が開催され、台頭する中国を念頭にインド太平洋地域への経済投資を行うことで合意しました。が、不安も残りました◆というのも、ロシアのウクライナ侵攻でフィンランド、スウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)へ加盟を申請しているからです◆心配なのは、激しさを増すロシア軍に乗じた「バンドワゴン現象」が起きているという事です。「バンドワゴン」という行列の先頭にいる楽隊車に従い、多勢が選択する勝馬に乗るという意味です。その先頭の楽隊車・米国の核の傘の下に、NATO、クワッドなどが中露包囲網を。中露も日本海で戦闘機の威嚇飛行を繰り返しています◆5月下旬に開催された世界経済フォーラム・ダボス会議でも、「ロシアと取引している企業は、あなたたちの金がウクライナに飛んでくる銃弾や爆弾に」と激しく批判しました。が、ウクライナを支援する欧米の軍需産業にとっても金儲けの絶好の機会となっています◆夏の参院選では、自公や維新など憲法9条の改憲派が多数を占めそうです。マスコミの世論調査でも「改憲」が過半数を超えました。反戦作家でもある半藤一利氏が生前、「戦争は昔の話。本当にそう言い切れるのだろうか」と語っていた言葉が今、重く感じられます。

 少しほっとした話題も。来年のG7開催地に岸田首相は被爆地・広島を提案したことです。近所の主婦が、「G7に、プーチン、ゼレンスキー、習、金氏も招待して、原爆資料館を訪れてもらう」「そこで反目しているトップがお互いに核戦争の悲惨さを知り、核廃絶の話に繋げて欲しい」と語っています◆日本は先頭をきって核廃絶に取り組んでほしい。それだけに、「素人考えだ」と無視せず、中露と日米・欧州連合の3次大戦の危機を阻止し、和平外交のヒントになるのではと筆者も思います。

(大峯ビンユー)

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2022年6月17日RT(260)
編集部 春風

編集部 春風

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