「小倉百人一首と100の茶碗」を開催

京都伝統産業ミュージアムが、2022年10月15日(土)から収蔵品の京焼・清水焼「小倉百人一首 茶碗」100個と、それぞれの茶碗に描かれた一首の札をあわせて紹介する「小倉百人一首と100の茶碗」を開催しいるというニュースです。

茶碗のほかにも京人形の歌人や織額、屏風などの収蔵品も展示し、百人一首の歌の情景をともに楽しめるようです。また、「競技かるた」や「坊主めくり」を体験できるエリアや、かるた職人による実演などもあるそうです。

京都伝統産業ミュージアム 収蔵品展
「小倉百人一首と100の茶碗」
会期:前期|2022年10月15日(土)~11月6日(日)
   後期|2022年11月7日(月)~11月27日(日)
休館日:2022年10月24日(月)
開館時間:9:00〜17:00(⼊館は16:30まで)
会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
(〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせ B1F)
⼊場料:無料

主催:京都伝統産業ミュージアム(株式会社 京都産業振興センター)
協力:公益財団法人 小倉百人一首文化財団・京都商工会議所

100人の歌人の想いを100個の茶碗とともに楽しむ展示
約800年前の鎌倉時代初期の歌人・藤原定家が、京都の小倉山の山荘で百人の歌人の歌を一首ずつ選び集めた「小倉百人一首」。五・七・五の上の句と七・七の下の句の中には、景色が眼前に絵のように思い浮かぶ素晴らしさがあり、一首一首に様々な想いが込められています。
本展では、京都伝統産業ミュージアムの収蔵品である京焼・清水焼「小倉百人一首 茶碗」100個と、それぞれの茶碗に描かれた一首の札をあわせて紹介します。
前期は「田村将軍堂」のかるた、後期は「大石天狗堂」のかるたとともに展示します。

また、茶碗のほかにも京人形の歌人や織額、屏風などの収蔵品も展示し、百人一首の歌の情景をともに楽しめます。
後期では、嵯峨嵐山文華館(所在地:京都市右京区 運営:公益財団法人小倉百人一首文化財団)から作品をお借りして展示する予定です。

74品目ある京都市指定の伝統産業品のひとつである「かるた」
百人一首などのかるた類がつくられるようになったのは、江戸時代からといわれています。以来、現在まで、そのほとんどが京都で生産され、全国に出荷されています。一枚一枚刷毛で糊を塗り、生地の裏から表にへりを返して縁をつくる裏貼は最も熟練を要する作業です。

田村将軍堂「百人一首 特選」

かるた遊びの体験やかるた職人による実演を楽しめるエリア
百人一首を知らない人でも楽しめる「坊主めくり」、毎年近江神宮で開催される「競技かるた」などが体験できる畳敷きのエリアもあり、実際にかるたに触れて遊ぶことができます。また、かるた職人による実演も開催予定です。

|職人実演
田村将軍堂のかるた職人による実演
開催日:2022年10月23日(日)・10月29日(土)
実演時間:10:00~16:30

2022年10月21日RT(35)
編集部 春風

編集部 春風

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