現代アーティスト淺野健一の「MAREBITO」

京都 蔦屋書店で、2024年3月16日(土)~5月31日(金)の期間、5F アートショーケースにて、淺野健一作品展「MAREBITO」を開催されるというニュースです。

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/38874-1755490218.html

概要                                  

淺野健一は、古典技法とテクノロジーを融合させた木彫作品を制作する現代アーティストです。仏像修復に携わる中で習得した木彫の経験と、幼い頃から好きな漫画やゲームの影響をもとに、「憑依」を自身のテーマとする淺野は、日本の伝統芸能と現代のポップカルチャーの要素を融合させた独自の作風を特徴としています。

現代人の生き方を暗喩する「MAREBITO(まれびと)」シリーズ。その立体像は、からくり人形の研究から得た専門的な知識や、趣味で打ち込んだ格闘技によって得た肉体の観察を軸に、3Dモデリングの技術を駆使して生み出されています。         

アーティストステートメント

「まれびと」とは異境から来訪する人であり神。

人々の歓待を受けて帰ると考えられた、折口信夫の用語。

お祭りに登場する来訪神の多くは、仮面を被り正体を隠して現れ、人々に影響を与える。

ネットにログインする現代人もまた、アバターを纏って正体を隠す。

正体を隠して影響を与える現代人は皆、「MAREBITO」と言えるのかもしれない。

ネットに正体を隠してログインする現代人は皆「MAREBITO」と言えるのかもしれない。

淺野健一

販売について作品は店頭および、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて、3月16日(土)10:00より販売いたします。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
※作品はプレセールスの状況により展覧会前に販売終了することがあります。

アーティストプロフィール 

淺野健一/Kenichi Asano

1981年愛知県生まれ。2006年に愛知県立芸術大学を卒業後、仏像修復の仕事に携わりながらからくり人形を研究。日本の古典彫刻に触れる傍ら、小さい頃から大好きな漫画やゲームの影響と身につけた古典技法を融合して表現する。
ある行為で別の新しいものになること、それによりパワーを得ること。 
「傀儡、憑衣、一体化、コスプレ、装備、変身、禊、転生」 をテーマにしている。

1981年 愛知県生まれ
2006年 愛知県立芸術大学美術研究科彫刻専攻 修了
2010年   NHK  デジタルスタジアム   ヤノベケンジベストセレクション
2010年   第十三回岡本太郎現代芸術賞 入選
2013年 依代プロジェクト 入選
2016年   第8回円空大賞展  円空賞
2016年 個展「monstrum」 hpgrpgallery TOKYO                                 

展覧会詳細 

淺野健一「MAREBITO」

会期|2024年3月16日(土)~5月31日(金)

時間|10:00~20:00 ※最終日のみ17時閉場

会場|京都 蔦屋書店 5F アートショーケース

主催|京都 蔦屋書店

入場|無料

お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/38874-1755490218.html

2024年3月9日RT(28)
編集部 春風

編集部 春風

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