ザ・フォーク・クルセダーズ解散公演ライヴ盤
ザ・フォーク・クルセダーズやサディスティック・ミカ・バンド等のバンド活動、そしてソロアーティスト、作曲家、プロデューサーとしての活躍を通じてロック・ポップス黎明期から時代を先取りしてきた不世出の音楽家・加藤和彦(2009年逝去)。彼の音楽人生の軌跡を追ったドキュメンタリー映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』が2024年5月31日より公開されるのを記念し、加藤の音楽活動の原点となったグループ、ザ・フォーク・クルセダーズの解散公演CD『フェアウェル・コンサート』が再発売されるというニュースです。
これはフォークルの解散ツアー最終日である1968年10月17日、大阪フェスティバルホールにおける公演をアート音楽出版(URCレコード)の手により収録した音源。長らく未使用のまま放置されていたが、2002年のフォークル再結成の際に未整理テープの中から発掘され、メンバーの加藤ときたやまおさむ(北山修)の選曲・監修により2003年に初めてリリースされた。今作にはフォーク史研究家のこまつ・よしはる氏による詳細なライナーノーツや活動年表も掲載され、資料的価値も高いアルバムとなっている。
URCレコード名盤復刻シリーズ・特設サイト
ザ・フォーク・クルセダーズ『フェアウェル・コンサート』MHCL 30985
発売日:2024年5月29日
価格:2,000円(税込)
仕様:Blu-spec CD2/2024年リマスタリング
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ
《収録曲》
1. ヨルダン河
2. コキリコの唄
3. イムジン河
4. ぼくのそばにおいでよ
5. オー・パパ
6. フォークル節
7. 水虫の唄
8. 戦争は知らない
9. ひょっこりひょうたん島
10. 動物園へ行こう
11. きつね
12. カエルの恋
13. イムジン河
14. 悲しくてやりきれない
ザ・フォーク・クルセダーズ
1965年、加藤和彦、北山修らにより京都で結成。1967年の自主制作盤『ハレンチ』収録曲「帰って来たヨッパライ」がラジオで話題を呼ぶ。これが東芝レコードからシングルとしてリリースされると200万枚超えの大ヒットを記録し、一躍人気グループとなるが、1968年アルバム『紀元貮阡年』をリリースした後、当初の予定通り同年10月に解散。2002年、加藤、北山に坂崎幸之助(THE ALFEE)を加えて期間限定再結成を果たし、同年末に再び解散。加藤は2009年、端田宣彦は2017年に他界。
加藤和彦ドキュメンタリー映画、公開決定!
『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』
企画・構成・監督・プロデュース:相原裕美
出演:加藤和彦/きたやまおさむ/松山猛/朝妻一郎/新田和長/つのだ☆ひろ/高橋幸宏/小原礼/今井裕/高中正義/クリス・トーマス/泉谷しげる/坂崎幸之助/吉田拓郎/松任谷正隆/坂本龍一/コシノジュンコ ほか(順不同、アーカイブ含む)
製作:「トノバン」製作委員会
配給:ナカチカピクチャーズ
2024年/カラー/5.1ch/DCP/ビスタサイズ/118分
©「トノバン」製作委員会
2024年5月31日、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
オフィシャルサイト:https://tonoban-movie.jp/