気づいた!!河原町のビアレストラン


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河原町エリアにアサヒビール、キリンビール、サッポロビールの国内3大ビールメーカーのビアレストランが揃ってあるのを気づいていましたか?しかも、新京極通、河原町通、先斗町通と異なった通りにお店があります。では、各ビールメーカーとお店について紹介しましょう。

四条通から新京極通を北に上がって西側にあるのがキリンビールが飲める「キチンシティ新京極店」です。キリンビールの歴史を調べてみると、1885年7月に三菱財閥を築いた岩崎弥太郎らが発起人となって麒麟麦酒株式会社の前身、ジャパン・ブルワリー・カンパニーを設立、1888年5月にドイツ風ラガービールを「キリンビール」の商品名で発売したのが始まりだそうです。「キリンシティ」は、農家が丹精込めてつくった野菜や肉、職人が手作りしたソーセージなど、生産者の想いが詰まった食材を集めて“厨房で手作り料理”にしてくれるレストラン。樽生ビールはキリンシティ伝統のドイツ伝来“3回注ぎ”でビールのうまみと香りを引き出しているみたいです。

「キチンシティ新京極店」
京都市中京区新京極四条上ル スタービルB1
http://www.star-kyoto.co.jp/restaurant/shop-9/

三条通から河原町通を南に下がった西側にあるのが「アサヒビアレストラン スーパードライ京都」です。アサヒビールの歴史は、1889年に朝日麦酒株式会社の前身である大阪麦酒会社が設立、1891年には吹田村醸造所(現アサヒビール㈱吹田工場)が竣工し、翌年の1892年に「アサヒビール」として発売されたのが始まりだそうです。「アサヒビアレストラン スーパードライ京都」は、吹田工場直送のスーパードライや黒生をはじめ世界のビールが楽しむことができて、もちろんビールと相性のいい料理も充実。昔から京都人に愛されているビアレストランです。

「アサヒビアレストラン スーパードライ京都」
京都市中京区河原町通三条下ル大黒町50 アサヒビール京都三条ビル1・2F
https://asahisuperdrykyoto.owst.jp/

三条通から木屋町通を南に下がって1筋目を左折して先斗町通を南に下がった西側にあるのがサッポロビールがプロデュースして2018年の8月にオープンした「先斗町ビアホール京都本店」です。サッポロビールの歴史は、1876年に開拓使麦酒醸造所を札幌に設立、 翌年の1877年夏には、日本人として初めて本場ドイツで修業した醸造技師中川清兵衛によって仕込まれた第1号商品冷製「札幌ビール」が、サッポロビールのトレードマークである「五稜星」★が描かれた開拓使旗 (北辰旗) を立てた船艦によって東京へと運ばれたのが始まりだそうです。「先斗町ビアホール京都本店」は、徹底した品質管理と注ぎ方で提供する本物の生ビールとビールによく合う月替わり7種のおばんざいと厳選した6種の近江牛ソーセージの盛り合わせが人気のようです。

「先斗町ビアホール京都本店」
京都市中京区材木町185-8
https://pontocho-beerhall.gorp.jp/

河原町エリアの徒歩圏内に100年以上の歴史を積み重ねている国内3大ビールメーカーの自慢のビールが揃う。これは、“はしごビール”をして飲み比べてみる価値がありますね。

2019年4月10日RT(983)
編集部 春風

編集部 春風

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