滋賀県知事が連休中にゴルフの記事を読んで
■ここ数日で気になった京都のニュース
「滋賀県の三日月大造知事は5月14日、新型コロナウイルス対策として県民に5月の大型連休を同居の家族などと過ごすよう要請していたにもかかわらず、自らは普段接触のない人と私的にゴルフをしていたことを明らかにし、『不適切な行動で反省している』と謝罪した」(京都新聞記事より)
「東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が700人を超えていた4月20日、日本医師会の中川俊男会長(69)が自ら発起人となり、政治家の政治資金パーティーに参加していたことがわかった」(週刊文春記事より)
■ニュースを読んで調べたこと
【瓜田李下】=「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」(古楽府「君子行」から)
人から疑われるような行動は避けるべきであるという戒めの言葉。瓜田で靴を履き直そうとすると瓜を盗もうとしていると間違われる恐れがあり、李(すもも)の木の下で冠をかぶり直せば李を盗もうとしていると疑われる恐れがあるから、どちらもすべきではないということ。(ことわざ辞典より)
古楽府は、中国・唐の時代以前に書かれたもの。唐の成立は618年なので1400年以上も前の人が書き残したことになります。
■そして思ったこと
インド独立の父のマハトマ・ガンジーが、こんな言葉を残しています。
「私たちの体は奉仕に捧げるためのものである。決して自分だけのものではない。だから、一人一人が自分の体を守るボディガードとなって、体調を万全に整える術を身につけよう。いざというときに、この体を差し出し、役立てることができるように」
―春風―
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