ときどき、アンデパンダンに帰る

誰かと話したい夜、独りになりたくない夜、
とっておきの時を過ごしたい夜。
ときどき帰れる、まちの家があったら。
そんな思いからINDÉPENDANTS for youthは誕生しました。

三条通と御幸町通が交わる南東角に築90年を超えるビルがある。毎日新聞社京都支局として建てられた洋風建築は、新聞社移転後に文化的拠点としてリノベーション、名称は建築年にちなんで「1928 ビル」に。現在は近代建築遺産として京都市登録有形文化財に指定されている。

少し高くなった入口から左奥の階段を下りると「アンデパンダン」がある。20年以上前に、長年廃墟同然だった地階をアーティストたちが創建当時の姿に復元しレトロなカフェに。京都のカフェを代表する存在として海外でも知られている。コロナ禍以前は、京都を訪れる外国人観光客で連日満席になっていたそうだ。2019年11月からは「INDÉPENDANTS / アンデパンダン」としてリニューアルオープンしている。

「INDÉPENDANTS for youth」は、INDÉPENDANTS / アンデパンダンと京都ユースサービス協会がタッグを組んでチャレンジした新たな取り組み。

2021年8月と9月の毎週火曜日18:00~23:00に、INDÉPENDANTS / アンデパンダンの一角に若者のための居場所(ユースセンター)がオープン。京都市内及び近隣地域の若者(中学生~概ね30歳まで)であれば、だれでも気軽に訪れることができるそうだ。

「夜の若者食堂」としても利用ができて、無料で食事が楽しめる(20時以降はテイクアウトに)。ちょっと誰かとしゃべりたいとき、1人でご飯を食べるのが嫌なときに、ふらっと立ち寄れば、温もりのある食卓と心が元気になる会話でもてなしてくれる。

アンデパンダンは、ときどき帰れるまちの家
孤独を感じたら 階段を下りよう
レトロな地下室が 今夜の居場所だ

「INDÉPENDANTS for youth」
https://peraichi.com/landing_pages/view/independantsforyouth

2021年9月16日RT(462)
編集部 春風

編集部 春風

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