金戒光明寺が秋の特別拝観を開催
【紅葉の美しい庭園など、日中夜間ともに公開/紅葉ニュース/京都・岡崎】
幕末に京都守護職が本陣を構えた「くろ谷 金戒光明寺」が、2021年11月12日(金)から秋の特別拝観を開催するようです。
■金戒光明寺について
幕末に京都守護職(会津藩)の本陣となった金戒光明寺は、新選組ゆかりの寺院。法然上人(浄土宗)が最初に念仏を唱えた寺院で、浄土宗第一号の寺院として念仏発祥の地ともいわれています。
秋の特別拝観では、日中夜間ともに普段非公開の書院と紅葉に彩られた回遊式庭園「紫雲の庭」を公開。書院では、伊藤若冲筆「群鶏図押絵貼屏風(ぐんけいずおしえばりびょうぶ)」や富岡鉄斎筆の屏風などの寺宝や、襖を開閉すると虎の数が変わる「虎の間」などが観覧できます。
また、「アフロ仏」としてメディアで話題の「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」も有名。気の遠くなるような長い時間修行をされた結果、伸びた髪の毛が渦高く積み重なったという珍しい姿をしています。「寿限無寿限無、五劫の擦り切れ」はここからきています。
■日中拝観の見どころ
日中拝観では、御影堂・大方丈・庭園に加え、市内を一望できる「山門」も特別公開。天気の良い日には大阪のあべのハルカスまで見渡せる山門上からの眺望は絶景です。また、山門の楼上内部に安置された釈迦三尊像と十六羅漢像、天井一面に描かれた大迫力の「蟠龍図」も観覧できます。
■夜間拝観の見どころ
夜間拝観では、毎日3回「お琴や篠笛などの邦楽の生演奏」が方丈前庭園にて行われます。期間中の金・土・日には、通常よりも30分早く入場できる「プレミアム拝観プラン」を開催。(ホームページにて事前予約が必要。)御用達職人もしくは庭園コンシェルジュ(植彌加藤造園)の案内つきで拝観することができる例年人気のプランです。
また、「紫雲の庭」の水面に映るライトアップされた紅葉も必見です。
■秋の特別拝観概要
【日中拝観】
拝観期間:2021(令和3年)年11月12日(金)~12月5日(日)
拝観時間:10:00~16:30(最終入場 16:00)
特別拝観箇所 御影堂・大方丈・庭園 及び 山門の2か所
<拝観料>
・御影堂・大方丈・庭園
大人:個人 1,000円、団体(15名以上) 900円
子供:個人 500円、団体(15名以上) 450円
・山門
大人:個人 1,000円、団体(15名以上) 900円
子供:個人 500円、団体(15名以上) 450円
・セット券(御影堂・大方丈・庭園・山門)
大人:個人・団体とも 1,600円
子供:個人・団体とも 800円
【夜間拝観】
拝観期間:2021(令和3年)年11月12日(金)~12月5日(日)
拝観時間:17:30~20:30(最終入場 20:00)
その他:大方丈前庭園にて邦楽の生演奏 毎日17:45~ 18:30~ 19:15~ 3回/日
<拝観料>
・御影堂・大方丈・庭園
大人:個人 1000円、団体(15名以上) 900円
子供:個人 500円、団体(15名以上) 450円
<プレミアム拝観プラン>
通常より30分早く入場していただき、御用達職人もしくは庭園コンシェルジュ(植彌加藤造園)が境内をご案内いたします。ホームページより事前予約が必要です。
開催日 :拝観期間の毎週金・土・日開催
拝観時間:17:00~
拝観料 :大人 1,500円、小学生1,000円