高辻通に神頼みしたい神社と町がある
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【local news/京都・四条烏丸/まちの歴史/繁昌神社】
烏丸通から高辻通を西へと歩きます。室町通を越えると北側に小さな神社があります。
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「繁昌神社」です。言い伝えによると清和天皇の時代、この場所には藤原繁成と言う人の邸宅があったそうです。延喜年間(901〜922)に邸内の大きな池・功徳池の中島に市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命の三女神を勧請したのが神社の始まりだそうです。
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神社の呼び名は時代とともに変わっていったようです。牛頭天王の妃針才女を祀ってからは「針才女(はりさいじょ)の社」と呼ばれていたようですが、やがてそれが転訛し「班女(はんじょ)の社」になったそうです。そして安土・桃山時代に周辺の町が商いで栄え繁昌町と呼ばれるようになると “繁昌町の神社”“「班女(はんじょ)」と「繁昌(はんじょ)」が同音”ということもあり「繁昌神社」と呼ばれるようになったそうです。
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市杵島姫命も針才女も弁財天と解されることから商売繁盛、家内安全、諸芸成就、良縁成就のご利益があるとされています。
【場所】
京都市下京区高辻通室町西入繁昌町
2018年12月2日RT(419)