20代男性コロナ孤独死の記事を読んで

■ここ数日で気になった京都のニュース

「京都市内在住の20代男性が、新型コロナウイルス感染症の肺炎とみられる症状により自宅で死亡。男性は飲食業で1人暮らし。4月29日に発熱やせき、たんの症状が出て、5月2日にPCR検査で陽性と確認。入院を希望したができずに自宅療養、保健所の医師や保健師が毎日、電話で健康観察を行い、4日は『全身の倦怠感は改善している』と答えたという。しかし、5日には電話に応答せず、翌6日に男性の死亡を確認した」(京都新聞記事より)

「京都で休業要請緩和、百貨店は全館時短に 大型商業施設もオープン、喜ぶ買い物客」(京都新聞記事より)

「熊本県水俣病認定審査会会長の岡嶋透さんが5月7日、老衰のため熊本市内の自宅で死去した。95歳。1956年の水俣病公式確認当初から研究に携わり、72年に審査会委員、2002年から会長。公害健康被害補償法などに基づき、計275回の水俣病の認定業務に関わった」(熊本日日新聞記事より)

■新聞記事を読んで調べたこと

「日本経済は高度経済成長を続け、1960年代後半の実質経済成長率は10%を超えていました。この時期は、大気汚染のみならず、水質汚濁、自然破壊、新幹線などによる騒音・振動などの問題も日本各地で顕在化し、深刻度を増していきます。また、1968年には、厚生省により、イタイイタイ病の原因は、三井金属鉱業株式会社の排水によるものとする見解が発表されました。また、水俣病については、熊本県水俣湾周辺で発見されたものは、新日本窒素肥料(株)(チッソ(株)の前身)の工場排水であるとする政府統一見解が発表され、これらの健康被害が産業型の公害によるものであることが明らかになっていきました」(環境再生保全機構ホームページより)

【利益相反】
当事者の一方の利益が、他方の不利益になること。

■そして思ったこと

精神科医で心理学者のアルフレッド・アドラーがこんな言葉を残しています。
「大切なことは共感すること。共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じることだ」

―春風―

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2021年5月13日RT(204)
編集部 春風

編集部 春風

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