「自分発振で願いをかなえる方法」の著者村松大輔さんに聞く
「二礼二拍手一礼」。「神社などの人気スポットに行くと元気がでるような」「嬉しい、楽しい、ありがとう、と言うと温かい気持ちになれる」―そんな経験をしたことありませんか。「自分発振で願いをかなえる方法」(サンマーク出版)の著者・村松大輔さんは、その心理を科学の裏付けから説いています。それと知人やご夫婦との不仲解消にも役立つというから・・京都市内には伏見稲荷大社(写真)、上賀茂神社、平安神宮など神社が多いです。「神社には長い間の人々の祈りが満ち清い空気が漂っている。そこでの祈りは、コロナ禍や家族不和の解消などに繋がります」と語る。村松さんに「何故なのか?」。その科学的根拠をお聞きしました。仕事やご夫婦・友人関係で悩んでおられる方々への「ヒント」になれば幸いです。(西村敏雄)
放浪の末に「人間は皆人間」
Q:東大工学部卒業後、インドやチベットなどを放浪、何を求めてですか?
―大学を卒業して、「自分の感覚を広げたい」と思い、内側を掘り下げ、更に外側にも広げるために、「人種のるつぼ」と言われているインドやダライラマ法王に謁見に行ってきました。得たのは、①学歴はなにも通用もしない②国境は空の上では何の線もない。「人間は皆人間」ということでした。
Q:いきなりですが、神社の祈りが人との関係性に及ぼす力とは何ですか?
―京都や奈良など関西には神社が多いです。神社には昔から多くの人々が、家内安全、健康長寿、息災延命、病気平癒などの祈りに来られ、その“幸せの祈り”が満ちあふれています。神社の鳥居をくぐると何か清々しさを感じるのはそのためです。少々、科学的な話になりますが、物質は全て「素粒子」から成り立っています。17種類ある素粒子のうちの1つが「フォトン(光子)」と言われています。人間のみならず動物や植物など、全ての生体からでています。そのバイオ・フォトンというものが「嬉しい!」と思うとその周波数が波動として「嬉しいフォトン」を運ぶのです。「ムカつく!」と思うと「ムカつくフォトン」を飛ばし、周りの人々に取り込まれます。
Q:難しいですが、科学的な根拠や実験などはおありですか?
―例えばですね。生命学を研究されている方が、2種類の花と果実に「お前は汚い」という言葉を投げかけ、別の花と果実には、「素敵だね」という言葉を1週間続けて発した実験を行ったことがあります。そうしたら、前者は2,3日で花は萎み、腐りました。もう一方の花は生き生きと咲き続け、果実も甘いままでした。これはご自宅でも簡単にできる実験です」
Q:なるほど、確かに会合でも「心ない発言で場が悪くなる」と思うことが。
――おっしゃる通りですね!お相手が「嫌なフォトン」や「悲しいフォトン」、「辛いフォトン」を飛ばせば、周囲にも「悪い・辛い・悲しい雰囲気」が伝わるんです。最も、「辛い、悲しい」という発信に対しては、こちららが拒否するのではなく、「傾聴」して逆に「楽しい・嬉しいフォトン」をその方に飛ばすのです。そうすると共振して少しでも喜んでもらえ、悲しみからも抜け出せるきっかけになります。共感が生まれ魂が共に喜べるんです」
Q:一時、父親の経営する会社へ入りましたが、何を学んだのですか?
―大卒後に入社しましたが、父は土日に「今を生きる会」という勉強会を開いており小さな時から、「魂は生き通し」「魂を成長させるために生まれてきた」という家庭環境で育ってきました。そして「人の過去の苦しみは取り除けるんだ」と思いました。ですが、私は表面では「いい人」ですが、「父に認めてもらいたい」「社員からよく思われたい」ということを持って仕事をし、根底では「辛さを押し殺す」ことをしていました。そして社員の「辛い」という声にも耳を傾けず、彼らから心が離れ、私は憤りを受け、無視され結果的にウツに。さきほどお話した「恨みのフォトン」を私自身が出していたのですね。
Q:辛い時期でもあったのですね。
―「自分を大切にする」という自分褒め日記を始めたら1週間で治ったのです。毎日、日記に1行でもいいから『今日は、朝食の準備を手伝うことができた』とか。父は会社経営をしながらそこで「真理を知っていたほうが、遥かに人生が幸せになる」ということ常々言っており、それが理解できるようになりました。相手が心地よくなる祈りを通して、人と会うときには喜びのフォトンを発信していい響きにしておきます。素粒子なので、波動に乗り会う人にも良い状態の振動になっていくんですね」
Q:本でもそのフォトンが「共に喜ぶ」「自分の願いをかなえる力を持っている」と。
―拙著の212ページ、「最高の自分発振に専念することが、いちばん大切な人のためになる。」のところでも、「振動数が高くなると、あなたを中心にして周囲の空間の振動数も上がり、その影響で周りの人の振動数もどんどん引き上げられていきます。そしてその振動はどんどん広がり、やがて地球の振動数をも引き上げます。」と伝えさせてもらっています。「魂の成長をしてくことが、人生の目的だ。」という父親の言葉にあったように、量子力学、「素粒子」の観点からも人間関係をどんどん良くしていくことにもなります。
西村:「相手への寄り添い言葉」等も原点ですね。それを出す「波動」が心や環境・コロナ禍駆除、知人・夫婦の良き関係などの“源”になっている。ありがとうございました。
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【村松大輔のブログ】
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