初任給のお話

入社し2ヶ月が経ちました。
月曜日の少し憂鬱な気持ちも
金曜日の飛び跳ねたくなる嬉しさも
少しずつ慣れてきた証のような気がします。

月末には待ちに待ったお給料をもらう日でした。
こんなにも嬉しいものとは、想像以上の感動が私にはありました。
そして初任給を手にした私は両親にプレゼントを考えました。

モノを送りたい。毎日使えるモノ。
4姉妹の末っ子の私をここまで育ててくれた親に。
親の集大成となったお祝いを送りたい。
そう思い私はたくさん悩み、金箔が施されたグラスをプレゼントしました。

本当はお店で美味しいご飯でもと思っていましたがまだ自粛生活真っ只中。
そこで私は、テイクアウトで特上寿司をプレゼントしました。

プレゼントを渡す当日、特上寿司のお値段にびっくりした私は私の分まで買うことはできなかったので両親が食べなかった寿司を少しだけいただきました。金箔のグラスに両親はとっても喜んでくれました。そんな金箔はその日を、いやこれまで両親が親として歩んだ36年間に「お疲れ様」と伝えたようなキラキラと輝かす光にも見えました。

まだまだ社会人として歩みだしたばかりの私ですが感謝は伝えられる時にすぐ伝えるべきですね。
また1つ学びました。

林 志乃

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2021年6月21日RT(224)
編集部 春風

編集部 春風

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