良くも悪くもリモートワークの1か月間

 入社から半年が経ちました。ある日、本部長から全社員宛に連絡がありました。
それは全社員リモートワークへ切り替えという連絡です。少し社内は混乱していました。
たしかに8月下旬は関西の感染者数も爆発的な数字でした。
私も満員電車に乗ることが怖かったです。そのためホッとしました。

 往復3時間の通勤時間が無くなった分、心にも生活にも余裕を持たせてくれました。
いざ始まったリモートワーク。睡眠時間も伸び、朝ごはんも優雅に食べられる。
仕事終わりにはジムに行っても余裕がある。3時間の移動がない分、家族との会話も増え、好きなことに力を入れられる毎日でした。

 しかし大変なこともありました。
家には仕事部屋がないため姿勢が悪くなり腰が痛いです。
プライベートと仕事の切り替えできないこともあります。
なにより画面越しの社員、お客様とのコミュニケーションは難しいものです。
表情や言葉の大切さを感じました。会議が終わった後には孤独になることもあります。

 先日久しぶりに出社しました。
会社の近くに住んでいる先輩と部長が今いました。
笑顔で迎えてくれた1つ上の先輩。
荷物の開梱や郵便物の配布などを毎日新入社員の代わりにしてくれていました。
「なんかしんどかったやろ?」って笑いながら言ってくれる部長。
そう、たぶん私はなんかしんどかったんです。
1歩も部屋からです、営業事務の仕事を淡々と過ごす毎日。
たまに在宅勤務はとてもいいと思いました。
でも社員と一緒になって考えて、乗り越えてそんな仕事を私はしたいんだと再認識しました。

 10月からは出社です。毎日起きられるのかと不安もあります。
早起きも、最寄り駅まで早歩きも、満員電車も、頑張っていこうと思います。
気の抜けない毎日ですが、10月も頑張りましょう!

(林志乃)

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2021年10月3日RT(183)
編集部 春風

編集部 春風

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